産後の下半身太りはなぜおこるの?
・産後体重が戻らない。
・そんなに食べていないのに、体重が減らない。
・体重は減っているけど、下腹・下半身が・・・。
骨盤には仙骨という骨があります。仙骨は背骨につながっていて、産後の骨盤が前に歪んでいると、背骨が前に傾きます。
前に傾いたままだとお辞儀をした姿勢になるので、どうしても上体をおこします。
すると骨盤が前に倒れているので、自然と下腹がポッコリ前に出ちゃいます。
また骨盤が開いている状態だと、太ももの付け根の骨(大転子)が外側に出ていますので、足が開いた状態になり太ももが太く見えます。
その状態は、太ももの外側の筋肉に負担をかける姿勢なので、外側の筋肉を鍛えてしまいます。
反対に太ももの内側の筋肉は使わなくなります。
私達の身体で、一番カロリーを消費する筋肉は太ももの筋肉です。
特に太ももの内側の筋肉の方が代謝機能が大きいので、この筋肉を使わなくと代謝が落ちて太りやすくなってしまいます。
ですので産後の骨盤を閉めて、太ももの筋肉を効率よく使える状態に戻し、前傾になっている骨盤の位置を元の状態に戻すことで、産後の下半身太りを改善できます。